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早暁4時半に起床、4時50分に駅に向かってホテルを出発。宿毛の町に人影は無い。 5時10分、東宿毛駅に到着。 階段を登ってホームに。朝霧で遠くが霞む。宿毛の町は東宿毛周辺が中心だ。そもそも宿毛線が計画された時はここが宿毛駅になる予定だった。 中村方面を望む。この土佐くろしお鉄道宿毛線(宿毛〜中村)が開通したのは遅く1997年(平成9年)だ。 旧国鉄時代1963年(昭和38年)に中村線(窪川〜中村)は開業していた。 中村からの着工は旧国鉄時代1974年(昭和49年)だが1980年(昭和55年)日本国有鉄道経営再建促進特別措置法(国鉄再建法)が成立した。これによって1981年(昭和56年)工事は凍結された。 1986年(昭和61年)第三セクターの土佐くろしお鉄道が発足。工事が凍結された時点で用地の46%、路盤の29%まで進捗していた宿毛線は1987年(昭和62年)に工事が再開。この時点で当初計画の宇和島までではなく宿毛が起点とされた。 最高速度120km/h対応で1997年(平成9年)にようやく開業した。 5:32発の中村行が来た。 東宿毛と平田の間には長大な5084mの聖ヶ丘トンネルがある。 具同駅、実は東宿毛と作りがソックリの高架駅。平田駅にはエレベーターがあるのだが、東宿毛と具同は階段のみ。 6:03中村着。これが乗って来た土佐くろしお鉄道8000形。 ここからは岡山行の特急南風6号に乗る。土佐くろしお鉄道2000系2130アンパンマン列車だ。 土佐くろしお鉄道8000形TKT8021「だるま夕日号」がいた。 6:08南風6号は中村を出発。窪川から土讃線に入り土佐久礼に停車。アンパンマン列車のオレンジが写り込んで駅名標が赤っぽい。 後免で停車。土佐くろしお鉄道のキャラクターが見える。 考えてみたら四国は青春18きっぷでしか旅をしていない。初めて優等列車に乗って新改のスイッチバックを通過した。 大歩危で列車交換。 9:07、阿波池田で南風6号を降りた。南風6号は岡山に向かって去っていく。 駅名標。 36分の乗継待なので駅の外に出る。駅正面。 駅舎。駅そばが無くなってしばらくになる。 東宿毛から阿波池田までは乗車券・特急券があったが、ここから徳島までは切符を買う。青春18きっぷを使う金額にはならない。 ホームに戻る。JR四国キハ1000形がいた。56両作られたうち36両が1200形に改造されたのでオリジナルの1000形は20両。 こちらもJR四国キハ1000形。 徳島線徳島行でJR四国キハ1500形が2両編成で入線。 ここで琴平〜岡山方面と徳島方面が分岐する。左の琴平方面からキハ1000形が来た。 9:43 徳島行きは発車。 徳島線で最も乗降客の少ない小島。 徳島線は吉野川に沿って走る。 学。阿波国学問所が近くにあったからついた地名と言われる。入場券は「入」の下に「学」の字があって「入学」と見えることから受験生に人気がありJR四国の主要駅で販売されている。 「麻を植える」と書いて麻植(おえ)。地名だが難読。 そして難読駅名ではトップクラス。府中と書いて「こう」とは知らなければ、まず読めない。 東京・京王線の府中も、岡山・福塩線の府中も「ふちゅう」と読む。だが、ここの府中は江戸時代に徳島藩が「ふちゅう=不忠」と嫌い、国府があったことと、「こう=孝」という音から「こう」と読ませる様になったらしい。 鮎を食べてる、という印象が良いね。1934年(昭和9年)に開業した駅は現在より西の鮎喰町にあった。1941年(昭和16年)に営業を停止した後、1986年(昭和61年)に現在の場所(庄町)で再開業したが駅名は「鮎喰」のまま使われることになった。 11:28 徳島駅に到着。 構内に大好きなキハ40形が居た。キハ47 145。旧国鉄からJR四国にはキハ47は42両が引き継がれたが、廃車された車両が多い。 ・2010年までに111・116・117・502・503・504・505・1087・1502・1502 ・2011年 115・501・1088・1121・1501・1504が廃車 176・1505がJR九州に譲渡 ・2012年 172・175・1119 ・2013年 1085・1089・1112 ・2014年 1090・1132 ・2016年 1117・1118・1120 現在残っているのは13両。0番台12両と1000番台1両。それと「伊予灘ものがたり」に改造されたキロ47の2両が在籍している。JR四国標準色がいい。 反対側はキハ40 2109。同様に旧国鉄から2000番台11両がJR四国に引き継がれた。JR四国によって全車トイレが撤去されている。 国鉄キハ185系気動車。キハ185ー13。26両製造された0番台車両。 N2000系特急「うずしお」が来た。最高速度130km/hを目的に2000系を改良したタイプ。 牟岐線の海部行。1両だ。 ・・・と車両を倦かず眺めていたが、お昼時でオナカが減った。徳島駅と言えば2番ホームにある麺家れもんの祖谷蕎麦だ。 特選十割蕎麦があった。これは美味しい。530円。 駅を出て一服。路線バスで徳島港南海フェリー乗り場に移動。南海フェリーのチケット2000円を買ってクソ暑いので「すだちサイダー」を飲む。これも美味しい。 フェリー乗り場が邪魔でフェリー全体の写真が撮れない。こんなイラストが描いてあった。 船首部分がガバーっと開いて、クルマが飲み込まれる。 救命ボート。ふつーのモーターボートだ。 13:25出港。大きいので揺れない。船腹に描いてあったイラストの女子がここにも居た。 15:40 和歌山港に着いて、そのまま15:50発の南海電車に乗るのだが、不覚にも熟睡してしまって、船員さんに起こされて「間に合わない!」と和歌山港駅までダッシュ。疲れた。がギリギリで間に合って15:56和歌山市。 駅舎を外から撮る。超立派な駅だ。 16:21発の加太線まで時間があるので「南海そば」で一食。 関西に来たら「きざみ」ソバでしょ。(関東では見たことがない)370円。美味い。 加太行。南海電鉄7100系電車。 八幡前で「めでたいでんしゃ」と列車交換。加太駅で、この「めでたいでんしゃ」を待つことになる。 16:46、終点の加太に到着。 「めでたいでんしゃ」の和歌山市行は17:27発なので40分の乗継待があるので余裕。駅から出て写真を撮る。加太駅。 駅前にはこんなものが。 17:27発の「めでたいでんしゃ」が到着。 しかし新鮮なデザインと配色だ。溜息がでる。 先頭部分は目玉があり鱗が始まる。 中間部分はこんな感じ。 車内も超凝った作りだ。シートは草間弥生っぽくてクラクラする。おまけに何と言っても吊革がお魚の形なのでビックリ。 シートは色違いが交互に配されている。 ドアの内側にも魚影。ピンクのトランクはアタシの愛用。 車内にはシンボルの「加太のめで鯛」がある。ハートの鱗がチャーミングだ。 こちらは一箇所だけハート型の吊革。南海電鉄の130周年ブランド・スローガン「愛が、多すぎる。」を表象しているのだろうか。実用性には眼をつぶって。(笑)しかし凝っているなぁ。 加太駅を出発すると車窓には一瞬海が広がる。 二里ヶ浜で列車交換。 加太線で唯一列車交換ができない西ノ庄駅。 梶取信号所。 紀ノ川駅の手前で南海本線に合流する。 紀ノ川を渡る。下りは1922年(大正11年)に架けられた国産。 右側の上り橋梁は1903年(明治36年)アメリカ合衆国のアメリカン・ブリッジ製造のもの。しかし橋梁って長持ちするものなんだねぇ。 17:52、和歌山市に帰ってきた。17:59発の特急サザン50号に乗り換えて南海難波に18:59着。乗って来たサザンはすぐに折り返しの和歌山市行になった。 生まれて初めて難波の町をウロウロした。アタシは生まれは大阪だが両親が阪神間の出身なのでこちら方面には縁がなかったのだ。何とも華々しくゴチャゴチャした雰囲気の街だ。気取った人からは顰蹙を買いそうな開けっぴろげな空気が流れていた。 チェックインしたホテルが個人経営の小さなホテル。安くはないし、古い建物だったが、なかなか居心地の良い部屋だった。ベッドの上に本日加太駅で買った「めでたいでんしゃ」グッズを広げてみた。グッズ類を買う趣味はないのだが、ピンクは大好きな色なのだ。 と言ふ理由で、本日の移動。 東宿毛 ー 中村 28分 22.2km 中村 ー 阿波池田 179分 197.8km 阿波池田 ー 徳島 105分 74.0km 和歌山港 ー 和歌山市 5分 2.8km 和歌山市 ー 加太 25分 12.2km 加太 ー 和歌山市 25分 12.2km 和歌山市 ー 南海難波 60分 64.2km 乗車時間 427分(6時間7分) 移動距離 385.4km ※南海フェリー 135分は含まず フェリーを入れれば9時間22分乗っていたので、まぁまぁ乗った感じかな。しかし南海電鉄加太線の「めでたいでんしゃ」は衝撃的だった。空いていたので写真も撮れてラッキーでした。 明日は高野山にラッピング列車に乗りに行き、大垣まで移動する。
by duchampped
| 2016-08-04 23:10
| 各駅的阿房列車
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