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![]() ちょうど10年前に出版された本ですが 実に良い 春日先生 めっちゃ機嫌悪いっす 超むかついてます 最高にチャーミングです(笑) 激オススメです! 引用しまくり ます 「実は、人間のあらゆる言動に一貫性を保つ必要なんか、まったくないとわたしは思っている。それを強く求めるのは狂人と若者だけである。〈中略〉一貫性にこだわり過ぎるのは未熟な人間か狂った人間、こだわらずに済ますのは阿呆か恥知らずかのいずれかであり、どちらもわたしは嫌いである(ちなみにわたし自身は『恥知らず』に属すだろう、たぶん)。だからわたしはいずれ死んだら、こんどはずっしりとした文鎮にでも生まれ変わって(無生物に生まれ変わるというのもおかしな話だが)、ごく自然な形で一貫性を体現したいものだと思っている。」本書 p.28-29 春日さんが しばしば主張するのが 精神の柔軟性が肝要である と言うコトです 「たとえば梶井基次郎とかレイ・ブラッドベリの本を一度も読んだことがない人物と会話を交わすことになったら、それらの本が基礎教養であるとまで言うつもりはないが、ある程度以上に相手と深い話は出来そうにないなあとわたしは内心溜め息をついてしまうに違いない(そのような言い方が傲慢なことは百も承知で書いているのである。読者に異論があろうと耳を貸す気はない、念のため)。」同 p.61 春日さんは 圧倒的にブッキシュなので 読書をしない人間を忌み嫌うのですね(笑) 「わたしはケータイだとかメールといった似非コミュニケーション・ツールを嫌う。符丁や仲間うちの言葉を用いることで、舌足らずなままに共感や相互理解が成立したかのような錯覚を与える交遊関係を嫌う。凡庸で月並みな表現力へ現実を押し込め、それを以て自己肯定してしまう精神ー「青年の主張」だとか「全国作文コンクール」的なものーを嫌う。〈中略〉言葉をないがしろにする人間には、生きていく価値などない。そんな連中には人食いアメーバの餌食になる位しか、存在の意味はない。おそらくそのような頑迷な考えがあるからこそ、わたしは今現在の「若者中心の幼稚な世の中」に幻滅し、未来への希望などまったく抱くことがないのである。」同 p.116-117 しかし マジで「青年の主張」とか「全国作文コンクール」的な 言い換えれば 交通標語のアホさ加減と無意味さ の価値観に疑問を抱かず 生きている人が居るのだろうか? タダの方便 賞金狙いとか 下らない受験用とか ある種のキャリア・パス のようなもの として 半分嗤いながら参加してるんだと 思うのだけど(笑) 「確かに泣くことには身体的快楽の側面が大きい(なるほど、だから近ごろの若者はすぐに感動したと称して泣くわけだ。繊細な感性ゆえである筈がないと思っていたが)。またそうであると割り切れば、そうした快楽を目指して作品を組み立てていくことはそう難しい作業ではないだろう。」同 p.136-137 (笑) ブクレコのレビューにも 矢鱈に感動して泣いてる様なのが多いし 無闇に読まれている本は その様に割り切られて作られているものが多い と ふつーは思うよね そのためにマーケティングがあるんだし 「脳みそがあるんだろ?頭使えよ。味方をする気になんか到底なれない。だいいち、それだけ思い切ったことをする覚悟があるのなら、自分からはっきりと「売春」と言えば良いではないか。それを援助交際などと言い換えるあたりの態度の姑息さ、品性の下劣さ、その場凌ぎの中途半端さ、言語感覚の鈍感さこそ、よほどわたしは憂えてしまう。共感する気なんてまったく起きない。 それにしても援助交際という言葉に込められた低劣な魂のありようは、本当にわたしの心をうんざりさせる。何て醜い言葉なのだろう。」同 p.153 内田樹氏が著書の中で 宮台真司のことを「ちょっとばかり女子中高生の売春事情に詳しいくらいで あの男は なんで あんなに偉そうなんだ」と書いていて 超大笑いしたコトを思いだします アタシは 宮台もキライだが 援助交際って 要は売春じゃん 売春婦が好きな人はいるのかもしれないけれど アタシは キライです だって アタシってば吝嗇なんだしさ そんな金があったら クリュグ買って のむね(笑) カルヴァドスの25年ものも良いなぁ・・・ あ でも スワンが恋したオデットは ちょっと 良いかな(笑) 「マナーの悪いのは若者ばかりではない。大人も年寄りも常識なんかわきまえていない。なんでこんな大人どもが「近ごろの若者は・・・」なんて恥知らずなことを言えるのかと不思議でならない。大人は被害者のつもりでいるようだが、A級戦犯はお前らだろうが。自分のガキも満足に育てられないような奴は、もう少し世間に恥じたらどうだ。」同 p.155 イヤ 本当にマナーの最悪な中高年を多く見かけますよ 特に集団になると質が悪い ウルサイし 会話の内容は下品で退屈だし・・・(笑) 「ムカつくとかキレるといった言葉が世間に広く流通していれば、そうした言葉の持つ吸引力によってたちまち頭の悪い連中はムカついたりキレる役割に嵌り込んでしまう。流行語にはそれなりの心地よさと共に世間からの「承認」といった性質が備わっているのである。」同 p.160 象嵌(ぞうがん)なんて単語を思い出しちゃうなぁ(笑) 「わがままなガキ共が示しがちなひとつの現象として自己愛憤怒といったものがある。なかなか難しい概念なのだが、〈中略〉欄外にちゃんと注釈が載っていて、おそらく和田が書いたと思われるが簡にして要を得ているので以下に引用させていただく(どうして町沢静夫がいつものお手軽な調子で、この言葉をキーワードにして一冊書き上げて大仰なタイトルで売り出さないのかまことに不思議である。)」同 p.161 春日先生って あんまり 名指しで悪口を言わない人なんだけどなぁ(笑) それに アタシは この町沢って人 知らないんだけど・・・ 「わたしは現代の若者が礼儀も常識もわきまえず、刹那的で羞恥心を欠いた連中だといった印象を持ってはいるが、彼らの言動には相応の一貫性というか合理性が働いているだろうとも思っている。キレることもあれば引きこもることもあり、ろくに本も読まずにケータイの奴隷と化し、極端と個性を履き違え、礼儀や良識の必要性を理解していない。が、だから彼らが狂人であるといったわけではなかろう。正気とは思えないが狂気でもない。ただのうっとうしい連中でしかないが、そんな彼らは我々の世代ないしはもう少し下の世代の息子であり娘である。彼らをあのように育てたことに対して責任を取る必要はあろうが、しかしあんなふうにしようと思って育てた者は誰もいない筈なのである。」同 p.177-178 「わたしの発想が非常に偏っていることは十分に承知している。ただし「まっとう」な発想がもたらしたものが、まさに現在のこの有り様なのである。」同書 p.182 若干 他責的な物言いですが 春日さんは だから 子供をつくらなかった と 堂々とおっしゃっていますからねぇ ところで『対面無言症候群』という言葉がでてきたんだけど ホントに多いね 図書館のカウンターでheadphoneをしたまま 無言でカードを出して 無言でコミックを借りて恬然としてるアホとか 今日はクリニックで やはり 呼ばれても返事もしない若いサラリーマンとか へらへら 愛想ヨク べんちゃらを言え とは思わないが 対人関係の 快・不快の感受性が根本的に異なっているとしか思えない(笑)
by duchampped
| 2012-07-12 14:58
| 逍遙的読書
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