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と言ふ理由で。ゴールデン・ウィークの終わり頃、5月4日(日)に成田からターキッシュ・エアでウィーンに向かいました。イスタンブル経由です。
※写真をクリックして画像一覧からさらにクリックするとかなり大きくなります。 2014年5月4日(日) 成田発21時過ぎというその日のほぼ最終便。デューティー・フリーは全て閉店後でした。ドイツの酔っぱらい達に泡盛を土産に買って行こうと思っていたのです。しかしイスタンブル経由なので機内持ち込みの液体物はそこで没収されてしまう。それで、まぁいいかと諦めて。円安なので税抜き煙草を買いたかったのがやや心残り。 2014年5月5日(月) 約12時間少々でイスタンブルに早朝4時過ぎに到着。アタテュルク国際空港の海外出発ロビーは24時間営業なので免税店もカフェもやってます。というか早朝にもかかわらず凄い人の数。カフェに逃げ込んだ。写真はミニッツメイドに似た意匠の缶ジュース。チェリーです。トルコ風に異様に甘い。(笑) しかし、この空港の海外出発ロビーには喫煙所が一カ所しか無い!ターキッシュ・エアは世界105カ国に就航している上にここがハブです。そして他国から70社近いキャリアが乗り入れている巨大空港にも係わらず写真の喫煙所が一カ所なのですぞ。 ですから複数の便からトランジット客が降りるとこの喫煙所はほとんど朝の山手線の様な状態になり、この看板の前で喫煙する人も多数います。写真は奇跡的に空いている状態なのです。ちなみに国内線は建物の外に出て喫煙します。その度にセーフティー・チェックがあって実に煩わしい。(笑) イスタンブルからウィーンに向かいます。ご覧の通りアタテュルク国際空港にはターキッシュ・エアの機体がゾロッと列んでいます。 ウィーンには2時間半ほどで到着。何故か知りませんが、ターキッシュ・エアは短時間のフライトでも律儀に機内食を出します。上昇が終わった途端に飲み物を配り食事を配り、食事の後始末をし終わる頃にはランディング。アタシはウィーンはトランジット以外では初めてです。 あらあら マルタ騎士団のマークが・・・マルタ航空の機体がいました。初めて見たなぁ。 あ、こっちは昨今話題のウクライナの会社だ。 とキョロキョロしていたら到着。空港内には数カ所の喫煙所があったけど、少々狭い。(笑) バケージ・クレイムにはいきなりクリムト。“世界で一番有名なキス”だってさ。 到着ロビー、壁面の表示がカッコ良い。白硝子に背後から投写してます。 でオーストリアの鉄道(ÖBB=オーストリア連邦鉄道)に乗ってウィーン市内に移動。駅は空港の地下です。ところで自販機の買い方が難しい。(一応英語表示もあるのだが思考のアルゴリズムが違うのでありますな) これが空港駅のホーム。 実は成田エキスプレスと同様の「City Airport Train」というのもあるのですがウィーン市内までの所用時間は変わらないのに値段が高い、おそらくウィーン近郊に住む人用なのでせう。 でアタシはこちら「ふつうの電車」に乗る。 30分もかからずウィーン中央駅。この中央駅は工事中で今年の年末に竣工予定。 ここからトラム(Sバーン)で一駅のホテルにチェックイン。このトラムは合理的で進行方向右側にしか乗降口がない。(ミラノやミュンヘンのトラムはどうだったかな)24時間チケットを買う。明日の午後ウィナー・ノイシュタットに向けて出発するまで使える。 こちらは旧型、雰囲気があるね。 さてホテルに荷物を置いて、今日は月曜日なので美術館博物館は休館だ。ところがホテルから歩いてすぐのベルヴェデーレ宮殿がやっていることが分かってプラプラ歩いて行った。こーいうゲートをくぐって。 バーンとベルヴェデーレ宮殿上宮があった。オーストリーのハプスブルグ家に仕えたフランス貴族でサヴォイア公の男系子孫(公子=プランツの称号で呼ばれた)であるオイゲン・フランツ・フォン・ザヴォイエンが夏の離宮に造営したバロック建築。最初に居住用の下宮(1716)が作られ、その後に迎賓用の上宮(1723)が作られた。 正面のアップ。 こーいう植樹が前庭にあった。 こーいう石像が飾られている。 上宮の中は絵画館になっていてクリムトのキスもここにあった。クリムトのコレクションは多かったが、アタシの好きな「ユディト」があってよかった。エゴン・シーレ(1890-1918)やオスカル・ココシュカ(1886-1980)の作品が充実していた。他にはオーストリア表現主義の作品が多かった。残念ながら館内は撮影禁止。しかし久しぶりの美術館を堪能した。気にいったのはイタリアの画家Giovanni Segantiniの“The Evil Mothers”(1894)という作品。彼の作品は大原美術館の“アルプスの真昼”(1892)が有名ですね。 庭にツートンカラーのコクマル・カラスがいた。どうも黒い部分の形に2つのバリエーションがある様だ。 上宮2階から下宮への庭園を見る。幾何学的なフランス式庭園だ。 下宮はこんな感じ。 下宮から庭園越しに上宮を見る。 これはチビタのおでん?というカットの植樹。 奇妙な感じがしたのは庭園の横の建物。明らかにこの敷地にその一部を削りとられている。 でベルヴェデーレ宮殿を出てトラムに乗るために歩いていると巨大な噴水がありました。どうやらソビエト連邦がでっかい戦勝記念碑を作ったのを巨大噴水で隠したという話らしい。(笑) トラムに乗ってシュテファン大聖堂へ。観光名所なので凄い人混み。 大聖堂の中はこんな感じ。どこもゴシックの教会は似た様なものだけど。 この大聖堂にはガーゴイルがない。しかしファサードに奇妙な石像とその痕跡が残っている。これは何を意味するのだろうか。むしろこっちの方が気になった。 キリストのシンボルの様だが。 こちらもゴシック様式っぽくない石像。 これはいったい何なのだ? 教会建築の本を調べてみようと思っているのだが。 と言ふ理由で、教会近くのレストランで夕食を食べてホテルに帰った。この煙草屋の装飾(巨大な煙草の葉)が面白い。 さて、明日は美術史美術館を観て、グループ展の開かれるウィナー・ノイシュタットに移動だ。
by duchampped
| 2014-05-21 14:26
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