ウィーンに行ってきました 2日目 2014/5/6（火）

※写真をクリックして画像一覧からさらにクリックするとかなり大きくなります。

さてウィーンの2日目　今日は午前中に美術史美術館を覗いて　午後はグループ展会場のあるウィナーノイシュタットに移動します。

起きてバフェの朝食を食べてチェックアウト。荷物はホテルに預けて街に出ます。ところで部屋で気になったのが額縁の横にあるコンセント。何に使うのかなぁ。


ホテルの並びにあったイタ飯屋さんの看板。コレじゃパスタを食べたくならないと思う。（笑）


トラムに乗って美術史美術館に行きます。


やはり旧型の方が雰囲気あるかな。

新型の車内はこんな感じ。

口輪というのかな。噛まないようにすれば犬を連れて乗車できます。

美術史美術館ファサード。

入ったところの天井がドームになっていて上階が見えています。

正面階段ホールの壁面上部にクリムトの壁画。観た瞬間にクリムトだと分かっちゃうくらいにクリムトだ。（笑）

ルーベンスがたくさんありましたが、メデゥーサの前で。

ブリューゲルは良いなぁ。バベルの塔。

ラファエッロの聖母。

ロヒール・ファン・デル・ウェイデンのトゥリプティク。右側に聖ヴェロニカが描かれている。イエスの顔のある布（聖顔布）を持っているからね。

ローマのボルゲーゼ美術館のものが有名ですが「ゴリアテの首を持つダビデ」。ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオはアタシの最も好きな画家の一人なのですが、38歳の若さで亡くなっているし工房を持たなかったのでその作品は80点ほどしか確認されていないのです。

ベラスケスの前では小学生がお勉強。


他にもルーカス・クラナッハ、フェルメール、ティントレット、ファン・エイク、ジョルジョーネと美術史の教科書で観た様な画がいっぱいあってすっかり眼福でした。というか1日に鑑賞できる絵画の枚数って上限があって、ここの美術館もそうだけど、プラドもウフィッツィもルーブルもエルミタージュも収蔵品が多すぎて脳みそがクタクタになります。（笑）

美術史美術館の前にはマリー・アントワネットのお母さんマリア・テレジアの巨大な像があります。

この像を挟んでウィーン自然史博物館があります。

自然史博物館には入りませんでした。建物は右側が修復中かな。広場ではビジネスマンが子供とサッカー。（笑）

何度も見かけました。ウィーン市内観光のバスです。屋根がオープン。

このタクシーはトヨタのプリウス。


トラムに乗ってホテルに荷物のピックアップに戻ります。

旧型はこんな風に連結されていました。

旧型の車内。

こんなラッピングされたのも走っています。

さて、荷物をとってウィーン中央駅に向かいます。トラムのウィーン中央駅。

こちらがÖBBのウィーン中央駅。左上に線路があるのが分かります。

これがウィナーノイシュタットまでの切符です。

これに乗りました。

列車の車内。


40分もかからずウィナーノイシュタット駅に到着しました。


駅にはグループ展のキュレイター（企画者）のアンドレア・ヴェーグ博士が迎えに来てくれていました。この町は彼女の生まれ故郷なのだそうです。荷物が多いのでタクシーでホテルへ。ホテルはシティー・センターの広場に面しています。写真中央のちょっとだけ背の高い建物。ここの広場に面した3階にチェックインしました。

部屋は禁煙だがベランダにラタンの椅子と机があって、この後この場所がアタシの定席となりました。ベランダからの眺めです。

中央にイエスを抱いたマリア像。

会場までは歩いて5分ほど。広場に出てマリア像を正面から、

街中にグループ展のポスターが貼ってありました。


このウィナーノイシュタットは12世紀に作られた街ですがメッサーシュミットを生産する飛行機工場があったらしく第二次世界大戦の爆撃で街の80％が灰燼に帰したといいます。その中で奇跡的に残った教会が会場の聖ペテロ教会です。市を囲む城壁の一部に連なる形で15世紀に建てられたものらしい。現在は市の博物館とアートの展示スペースになっています。

入口周辺。


現代彫刻が置かれています。

中の様子です。この正面奥に相方が展示をするらしい。流石に危険なのか天井が設置されていました。

作品の設置作業は明日からということで、一旦ホテルに戻り、ヴェーグ博士と夕食に行きました。博士は気を使ってくれたのか日本食のレストランへ案内されました。

しかし、実際の料理人はおそらくタイ人のようでした。危ないので（笑）ラーメンを頼んだらインスタント麵でした。茹で足りていない麵は芯が残っていてスープはホントにとんでもなく辛いものでした。ついでに店の装飾を撮らせてもらいましたよ。日本の文字ですが文章の意味は・・・理解できません。



ホテルに戻りましたが何も飲むお酒がない。お店はレストランを除き18時で閉店してしまうのです。仕方ないのでランツフットの友人に土産としてイスタンブルの免税店で買ったラク（2本セットの１本）をベランダで飲んでました。良い眺め、とても静かです。


さて明日。アタシは駅に散歩に行きます。