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暑い北海道の青春18きっぷ阿房列車。5日目です。今日は盲腸線の留萌本線を往復してまた滝川に戻ってきます。着替えなどを入れたピンクのコロコロを宿に預けたので身軽な一日になります。
ホテルの部屋から北海道では頻繁に目にするJRF(JR貨物)のDF200形ディーゼル機関車が見えた。 滝川駅。 ホテルの窓から見えたDF200とは別の車輌が長い貨物列車を引っ張る。 滝川駅で見たJR北海道の電車。JR北海道オリジナルの交流通勤型731系電車。 731系の発展形、733系電車。ステンレスの車体だ。 7:16発 函館本線旭川行に乗って深川に向かう。711系電車が入線してきた。 7:35 深川着。 駅正面。 駅そばで朝食を、と楽しみにしてきたのだが、閉店してしまった様だ。(泣) 空腹をなぐさめるために駅にあった深川名物ウロコダンゴを買う。商品に同封されていたパンフに依れば1913年(大正2年)留萌本線開通記念で発売されたというから100年以上の歴史がある。 中は餅米で作ったういろうに似た感じのもの。一つ食べてみたら、正直言ってアタシの好みでは無かった。ちょうどこれから留萌に海水浴に行くという女子高生の集団が乗り合わせたので彼女たちに進呈した。 8:05発の留萌本線留萌行を待っているとキハ54形ディーゼルカーが入ってきた。 キハ54 502と504、両方とも1986年製。 実際に留萌まで乗ったのはこちらの502の方。 かつて1995年までは、ここ深川から宗谷本線の名寄まで深名線が走っていた。121.8kmという長大な路線だった。1960年の深名線の輸送人員は140万7千人だった、しかし沿線の人口が減ったことや、モータリゼーションの発達で1970年には輸送人員が47万2千人にまで減少した。1979年には100円を稼ぐために2785円かかるという大赤字路線になっていた。その結果の廃止であった。 さて、留萌に向けて出発。留萌本線には木製の短いホームと簡単な木造待合室の駅が多い。これは真布駅。 山の中にある峠下駅。 ここで列車交換。 峠下駅で見かけた除雪車量。DBR600かなぁ、細部がちょっと違う様な気もする。 幌糠駅、ここもヨ3500車掌車が駅舎だ。 9:00 留萌駅に着く。 深川で食べ損ねた駅そばがあった! 牛蒡天蕎麦とおにぎりで580円。嗚呼美味しい! 増毛行まで199分も待ち時間があるので町を散歩する。しかし、北海道は何て暑いんだ!留萌駅外観。 線路に並行する形で留萌港の方に歩いて行くと鉄橋があった。 鉄橋を越えrた辺りに踏切があった。鉄橋は2つ列んでいるが現役は片方だけの様だ。保線員が何かしている。 留萌港の最奥部に出た。 海鳥。 海月あるいは水母。 市街地の方に脚を向ける。しかし閑散としていて、暑い。 日本円が減らない楽しい生活? どーいう意味だ? 日劇!? 閉鎖されていたけど。 この建物、古過ぎなくて良い。 開運だるま通り である。 そうそう、留萌からは1987年(昭和62年)に国鉄時代最後の路線廃止になった羽幌線が宗谷本線の幌延駅まで走っていたのだ。141.1kmという長大な路線だった。偶然だが映像制作会社の同期で友人にこの羽幌線の羽幌で育ったという男がいる。我々が大阪の制作会社に一緒に入ったのが1983年だったから、その時はまだ羽幌線は運行していたのだ。この羽幌線には乗りたかった。 暑くて死にそうになったので駅に戻った。 駅構内で古い留萌本線の写真展のような展示があって、地元の老人3人が熱心に見ていたので一緒に観ながら噺を聞いたらスゴク面白かった。この写真の男性は昭和29年頃の秩父別駅の駅長さんだったそうだ。駅名が筑紫から「ちっぷべつ」に変わった頃の話を懐かしそうに話してくれた。特に廃止された羽幌線や深名線の話が面白かった。メモっておけば良かった・・・。 ホームに出て増毛方面を観ると先程の鉄橋が見えた。 跨線橋から深川方面を観ると、左の方に分岐して途絶しているのがかつての羽幌線ではないかな。 そうこうするうちに深川方面から列車到着。あれ、先頭は3時間前にここまで乗ってきた車輌だ。 2輛編成はここで連結を外された。後側には、やはり深川駅で今朝見かけたキハ54の504。 切り離された504はどうやら深川行になる様だ。 12:19 ようやく増毛行が出発。早速鉄橋を通る。後方視界、留萌駅が見える。 礼受駅。ヨ3500形車掌車が駅舎だ。 阿分駅。 舎熊駅。 朱文別駅。 箸別駅。 12:45 増毛駅に到着。 折り返しはすぐに出てしまうのでその次の深川行まで待つ。3時間あるので町を散歩する。 駅にはこの様なお土産屋さんがある。 町は炎天下だ。しかし歩く。(笑)こーいう風情のある建物があるからね。 明治15年創業、日本で最も北にある酒蔵が国稀酒造だ。この名前の由来は日露戦争で寒さに強いだろうと北海道旭川の第七師団が出征。203高地激戦で増毛出身の兵隊達も多くが戦死した。その慰霊碑をこの酒造の創業者が中心に建てた際に乃木希典大将に揮毫を頼み、実際に会った乃木大将の人物に深い感銘を受けた創業者が希典の希を戴いたのだが、そのままではおこがましいと稀(のぎへんだし)を使い国稀としたものだという。 藏に入ると正面に大きなお酒が置いてある。 奥に試飲コーナーがあって好きなものを少しずつ飲ませてもらえる。これが列車旅の醍醐味である。自動車を運転していてはこうはいかない。(笑) お昼だし、オナカも減った。国稀酒造の正面にラーメン屋さんがある。藏の酒粕を使ったラーメンが有名らしい。 アタシは味噌ラーメンとチャーシュー・ミニ丼のセット1030円。美味しかった。 食後の散歩で海の方へ行く。海鳥が飛んで、正面に留萌が見える。 手前には昆布だろうか?海藻が見える。 駅に戻ってきた。この風待ち食堂、実際は観光案内所である。ここで国稀酒造を聞いて訪ねたのだ。 駅の上空が何やら騒がしい。見上げると吃驚する様な数の海鳥が飛んでいる。 空の海鳥に明るさを合わせたので停車しているキハ54が黒くつぶれています。 15:38 留萌本線深川行、キハ54 504だ。 車内にあった装置、たぶん冷房のコントローラー? しかし天井の扇風機にはJNR(日本国有鉄道)のロゴ。 峠下駅で帰路も列車交換で停車。駅名標で幌糠部分が修正してあるのは2006年まで「東幌糠」という駅があったからなのである。幌糠の駅名標でも峠下は白く消された上に描かれていた。 駅舎正面に出てみた。無人駅だ。写真には写っていないが物凄い数のバッタが飛んでいた。 駅舎を背にした駅前広場。何もない。周囲に人家は無く、秘境駅に数えられているらしい。 交換のキハ54 506が来た。 真布駅、ホームに乗客がいる! 石狩沼田駅、ここはかつて札沼線の終着駅だった。だから札沼線に沼の字が使われている。しかし1972年に札沼線の新十津川ー当駅間が廃止された。使われていないが、かつての島式ホームが残っている、こちらが札沼線が現役時代は留萌本線のホームだったらしい。現在使われているホームは本来札沼線の発着ホームだったのである。 北秩父別駅。 秩父別駅。昭和29年筑紫駅から改称された時の駅長さんが写っていた駅だ。 北一已駅。この駅も難読だ、1997年までは「きたいちゃん」だったが「きたいちやん」に読み方を変えている。 17:18 深川駅に到着。18:04の函館本線岩見沢行で滝川に戻る。 18:24 滝川着。駅には富良野行のキハ40がいる。 かと思えば新しい789系電車1000番台のスーパーカムイも走る。 本日は、移動は少ない。 函館本線 滝川ー深川 23.1km 留萌本線 深川ー留萌 50.1km ↑ 留萌ー増毛 16.7km ↑ 増毛ー深川 66.8km 函館本線 深川ー滝川 23.1km 小計 179.8km 小計(非電化) 133.6km
by duchampped
| 2014-07-29 00:01
| 各駅的阿房列車
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