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さて、わらじ祭の福島駅前で最後の夜を過ごし、今日は今回の2014夏の青春18きっぷの最終日、自宅に帰る十日目の旅です。福島駅前は祭りの後の空気。泊まる場所が無かったのでしょうか、若い男女が眠そうな顔で始発を待っているようです。
昨日の男鹿線と同じ時刻、5:45発です。東北本線矢吹行に乗り郡山に向かいました。719系交流電車です。写真がちょっとピンボケです。コンデジのモニターで確認した時は気が付きませんでした。 6時43分に郡山に着きました。 水郡線は7:14発なので40分ほど時間があります。朝食は駅そばです。ここは新幹線ホームと改札外の通路と両側からアクセスできます。コロッケそば。 ホームに出て一服。2,4番線ホームの福島側に灰皿がありました。水郡線はこのホームからの出発です。(実はこれが勘違い、後で大変な事になります) 向かいのホームには東北本線7:56発黒磯行です。過去に何度か乗って帰った事があります。これにのればお昼前には武蔵小金井に帰れるのですが。E721系交流電車です。 昨日17時12分に札幌を出発した寝台特急「北斗星」がEF510形電気機関車に引っ張られて入線してきました。郡山は6時38分着です。 24系25形客車、ブルートレインです。 北斗星が出ていきます。9時38分、3時間後には上野に着きます。 さて、水郡線の発車時間が迫ってきました。しかしアタシが居るのは2、4番線です。水郡線は3番線の発車のはず、しかし3番線がありません!一昨年水戸から郡山に水郡線で来た時は何も考えずにホームに降りていたので3番線もこの同じ平面上と考えていたのです。当時在来線ホームの黒磯側には立ち食いそばがあって食べたのを思い出してそちらの方へ向かいました。 ホームの中程まで来た時に遠く3番線と表示されているのが見えました。慌ててホームの半分をコロコロの荷物を引きずって走りました。が、3番線に着いた時にちょうど7:14発の水郡線常陸大子行はホームを離れて行く所でした。 結論、3番線は2番線の黒磯側を切り欠いて作られていたのでした。不注意でした。 青春18きっぷで旅をしていて、この様な形で列車に乗り遅れたのは初めてです。しかし、ショック。次の水郡線は9時18分発の水戸行までありません。2時間以上時間があります。かつて食べた立ち食いそば屋は廃止されてしまった様です。さっき食べたのでお腹はへっていませんけれど。 え? 水戸行? 先程アタシを置き去りにしたのは常陸大子行だったはずです。つまり太田線に分岐する上菅谷まで水戸行ならダイレクトに行けるのです。改めて行路を調べました。 当初予定 郡山7:14 → 9:00常陸大子9:40 → 10:40上菅谷11:35 → 11:50常陸太田 そして常陸太田からは13:11の上菅谷行に乗る予定でした。そこで9:18発の水戸行なら 郡山9:18 → 12:21上菅谷12:33 → 12:47常陸太田 となるので常陸太田を出発する列車は同じなのです。残念なのはなかなか訪ねる機会のない常陸太田の町を散策できない事です。 気を取り直して、少しボンヤリ過ごします。郡山駅にはJR貨物駅も併設されていますし近くの日本オイルターミナルへが所有するタキ1000形タンク車がいつもたくさん駐まっている。 漸く9時を過ぎて、水戸行の水郡線が入線してきました。水郡線用のキハE130系気動車2輛編成です。漸く上菅谷に向けて出発です。 水郡線は正式には安積永盛駅から始まります。安積永盛駅までは東北本線とJR貨物線とに挟まれて進みます。この部分はまだ架線があります。 安積永盛駅です。 ここから水郡線は東北本線と別れます。架線はありません。 ローカルな感じがとても良いです。 川辺沖駅です。しかし、海もないし、駅の所在地は福島県石川郡玉川村大字川辺です、何故「沖」なのでしょうか。調べてみました。沖という字には「開けた田畑原野の人里から遠い場所」という意味があるのですね。なるほど。この駅は1959年(昭和34年)に開業した水郡線で一番新しい駅です。 田園風景が車窓に拡がります。 磐城浅川駅です。水郡線では一番標高が高いそうです。 こーいう感じ。 磐城棚倉駅につきます。線路が増えて・・・。 跨線橋の下にはかつて線路が敷かれていたことが分かります。 この駅は、1916年(大正5年)に東北本線の白河からここまでを結んだ白棚鉄道によって作られたものでした。その後1932年(昭和7年)に水郡線が磐城棚倉まで延伸し開業します。1934年には水郡線が全通し、白棚鉄道は貨物需要を水郡線に奪われ営業が困難になってしまいます。結果1941年(昭和16年)に鉄道省に買収され国有化されたのです。しかし太平洋戦争の激化で不要不急線として1944年(昭和19年)には廃止されレールが撤去されてしまいました。戦後は鉄道復活の動きもありましたが結局バス路線に転換され現在に至っています。元の鉄道線を舗装路にしたバス専用道路があります。当時の国鉄は赤字不採算路線の活路として注目していたといいます。まだ舗装路も少ない、まして高速道路などない時代でしたから専用路線を高い平均速度で走るバスはバス・メーカーにとっては将来の車両高速化に向けた実験場でもあったそうです。 車内にオスの羽黒蜻蛉がいました。 磐城塙駅(だと思います)で列車交換です。 矢祭山駅です。静かな山の中。 下野宮駅です。かつてはホーム2面に貨物用引き込み線があり3線でした。その引き込み線の跡が見えます。 常陸大子駅に近づきます。 右の方に別れていく線路は車両基地に繋がっています。 駅名標とホームから車両基地に置かれた車両が見えます。 上菅谷に向かいます。次は袋田の滝で有名な袋田です。 袋田駅駅舎。 久慈川は鮎釣りで有名な川。水郡線は東館辺りから野上原までこの川沿いに走って行きます。 上小川駅です。 西金駅です。側線に久慈川から採石されたバラスト用の砂利を積むホキ800が駐まっています。 久慈川。 下小川駅です。 下小川駅でDE10ディーゼル機関車に引っ張られた貨物列車と交換です。 久慈川ではキャンプを愉しむ様子も見えました。 山方宿駅舎に公民館と図書館が併設されています。 静駅。一文字の駅名はたくさん有りますがほとんどが名詞です。静は名詞ではなく訓読みで珍しいですね。駅名の由来は地名の静だそうですが、実は静地域は駅から西に1km以上離れています。ヨク分からない駅名の付け方です。 瓜連駅。 12時21分、上菅谷駅に着きました。 12:33発の常陸太田行に乗ります。 そもそも1897年(明治30年)に太田鉄道が水戸から常陸太田まで開業したことが始まりです。1918年(大正7年)に瓜連方面の支線が開業し、郡山方面は左に別れていく線路になります。その後国有の水郡線になり常陸太田までが支線になりました。そのために直進が常陸太田方面です。 額田駅。 河井駅。 谷河原駅。 12時47分終点の常陸太田駅に着きました。 なかなか立派な駅舎です。水戸黄門サマ、水戸光圀の隠居所西山荘が常陸太田にあり、その建築をモデルに作ったそうです。2011年の東日本大震災で不通になった水郡線が運転再開時に使用が開始されました。 すごーく空腹だったのですが駅舎に売店はありません。観光案内所がありますが食料は老いていませんでした。お茶を買ったのみです。駅には徳富蘇峰による駅名額が飾られていました。 駅の外から車両を撮影。 13:11発の水郡線上菅谷行に乗ります。ここまで乗ってきた車両です。 出発。観光案内所で買ったお茶は御当地のものです。 南酒出駅名標。 13時25分に上菅谷に到着。反対方向の郡山行が入線してきました。 13:31発の水戸行に乗り13時48分に水戸に到着。駅ビルで遅い昼食にありつきました。 飯を食いながら水戸駅北口の前に拡がる景色を見ていました。何やら面妖な空き地が。解体の更地を仮説の囲いが遮っていますが左側にもあり、二つの現存するビルの後背地を占める広い敷地だったことが分かります、 どうやら「LIVIN水戸」という立派な商業ビルがあったのですね。元は1971年に「西友ストア水戸店」としてオープン。2000年に「LIVIN」に業態転換、2009年に閉店。2012年に店舗解体。土地は売却されたそうです。しかし気になるのがその背後の廃墟。ハッキリ分かりませんが「LIVIN水戸」の駐車場だったのかもしれません。 おなかがいっぱいになったので、ゆっくり都内に戻ります。水戸駅のホームで常磐線を待ちます。 下り方面に、2012年に運用が始まったE657系電車が入線してきました。中央線沿線の住民はあまり見たことがありません。 上りも出て行きました。 こちらが上野方面です。しかしどうやって制御してるのでしょうか、というくらい線路が入り組んでいます。 漸く常磐線普通電車が到着、15:01発で上野まで123分です。 上野から品川に移動、ちょっと打ち合わせがあったのです。品川駅構内で喫煙出来るのはここです。アイスコーヒーで一服。今回は暑い暑い旅でした。 東北本線 福島ー郡山 46.1km 水郡線 郡山ー上菅谷 132.3km ↑ 上菅谷ー常陸太田 9.5km ↑ 常陸太田ー水戸 19.6km 常磐線 水戸ー上野 117.5km 京浜東北線 上野ー神田 2.3km 中央線 神田ー武蔵小金井 27.8km 移動 355.1km うち非電化 161.4km 今回は、85時間37分鉄道に揺られ 4045.8kmを移動しました。その間の待ち時間は42時間26分。 大好きな非電化路線をディーゼルカーで 1757.1km移動したことになります。 次は8月後半ー9月前半の青春18きっぷ旅に出掛けます。 再会!
by duchampped
| 2014-08-03 23:59
| 各駅的阿房列車
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