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※写真をクリックすると大きくご覧になれます。今回はコンデジを修理に出しているのでiphoneで撮影したものです。
さて、青春18きっぷの使用期間は9月10日までだが、あと2日分残っている。つまり二人で日帰りが出来る。相方のドラは猪苗代湖のパワースポットに行きたいなどと言うが、会津ではクルマがないとどうにもならないと思い却下。 で、上越線の渋川からバスで行けるハラ・ミュージアム・アークに行くことにした。今の期間は原美術館のコレクションを展示している(特別な企画展をやっていない)ので、たぶん客も少なくてノンビリできるだろうという目論見もある。現代美術は静かな環境でひっそりと観るのが好きだ。 冴えない天気が続いているが今日は千載一遇の晴天という天気予報。布団を干したいが諦めて5時半に起きて武蔵小金井駅に向かう。コンビニで朝食のおにぎりとお茶を買う。 6:29発の中央線快速で新宿に向かう。混んでいて座れない。新宿からは6:58発の湘南新宿ライン高崎行に乗る。こちらも混んでいる。コンビニのおにぎりが食べられないよ。 高崎に着く前に少し空いたのでロングシートだけどおにぎりをもぐもぐ食べる。 高崎駅も混雑している。何やらSLが走るらしい。人混みはそれが理由なのか? 9:13の吾妻線、長野原草津口行に乗る。 SLを撮影する人たちが高崎から先の駅や線路際にけっこーいる。アタシは特にSLを撮影したいとは思わないが、趣味とは言え御苦労なコトだ。しかし大きな一眼レフカメラを複数ぶら下げて三脚を持った人も居て、申し訳ないが人の多い駅では邪魔なのだ。 9:38、武蔵小金井を出て3時間で渋川に着く。伊香保温泉行のバスが居たので飛び乗る。こちらは空いている。目的地まで延々上り坂だ。渋川駅は標高187m、グリーン牧場の標高は550m、高低差は300m以上ある。 20分程で「伊香保グリーン牧場前」に着く。グリーン牧場には観光バスが駐まっていて子供達がわらわらと押し寄せている。 バス亭から歩いて10分ほど、下り坂なので楽だったけど、帰路は上りだよ。とか思いながら目的地のモリ・ミュージアム・アークの入口に着いた。10時15分頃。 でチケットを買ってプラプラ入場。観客は我々以外は白いシャツのおにーさんが一人だけ。この状態はギャラリーを観て、屋外の常設を観る間も続き、ほとんど人の居ない状態でノンビリと時間を過ごすことができた。 建築の外観。木造。磯崎新のデザイン。1998年の作品。考えてみたら磯崎のデザイン空間を経験したのはカザルス・ホール(お茶の水)くらいしかない。 入口に案内のフラッグ。 ギャラリーは撮影不可だ。無人のギャラリーで空調とすきま風の音を聴きながらイヴ・クラインのスポンジを眺めているのは不思議な時間だ。濃密で断片的。 ドラ自身が現代美術の作家なので作品にはカナリ詳しい。彼女の解説というか感想を聞くのもなかなか楽しい。建物は陰翳礼賛な感じで不思議なプランだ。 巨大なキャンベル・スープ。まあ自然を背景に観るのもグラフィック的に新鮮。 しかし、ちゃんとアンディー・ウォーホールのサインがあった。蜘蛛が居るね。 美術館の建物にあった写真とはサインの位置が違うけど。って、写真は別の場所だね。デュシャンは他人の作った自分の作品のレプリカにサインしていたけど。(笑) こんな感じで寛ぐ。坐っている場所には灰皿があるんだよ。(笑)右の扉はギャラリーC。他にギャラリーA、Bと観海館というのがある。展示作品はそんなに多くないけど2時間で眺めるにはちょうど良い量だ。プラドとかエルミタージュとかウフィッツィ、ルーブルは量が多すぎて疲労困憊する。 宮脇愛子の作品。鉄道関係の著作で有名な宮脇俊三の元奥様。離婚後は磯崎新と再婚。まるで泡立器だけど「うつろひ」というシリーズ。彼女は草間彌生と同じ年だけど、ちょうど1年前の今頃亡くなった。草間婆様の元気さが凄い。(笑) ジャン=ミシェル オトニエルの「kokoro」陽光が反射するともっと綺麗。 寄って観た。硝子。 惜しいなぁ、ピンクのシューズが被った。こーいう時、明るい場所でiphoneが画面は見えないのは不便。 横から観る。こっちの方が好きかも。 庭に不思議な物体。 オラファー・エリアソンの「sunspace for shibukawa」だ。 日傘が赤い。作品が意外に小さいのが判る。 中には複雑な虹が映っている。 カミナリが鳴っているときは危険、とのこと。外に出ると眩しい。 そろそろお昼なのでカフェの方へ移動。 正面から全体を見る。おや人影が。お昼近くなって入館者、と思ったが左の白シャツは朝から一緒だったおにーさん、右は職員だ。(笑) さて、カフェ。メニュー。アタシもドラもサンドイッチを頼んだ。1000円。それにアイスコーヒーはプラス300円。 大笑いがこの草間彌生の作品カボチャへのオマージュらしいデザート・ムース。甘過ぎてカボチャはあまり感じられなかったけどね。値段は失念。 いちおーキャンベル・スープと記念撮影。オイラは七味だぜ。(笑) カフェはこんな感じ。入口の横。屋外は喫煙できる。喫煙に寛容な施設だ。世界中の美術館に行ったワケではないが、喫煙できるところは滅多にない。 2時間半ゆっくりしたので、上り坂に喘ぎながら(大袈裟だ)バス亭に。13:20発の渋川駅行に乗って渋川。延々と下り坂。 去年、吾妻線が新線に付け替えられる前に来た時にもここを撮ったな。 高崎駅でお馴染みの駅そば。ま、昼食はサンドイッチで軽かったし。 板そば。ゆで麺ではないのか、腰があってなかなか美味しい。食べ始めちゃってから気付いて撮ったのでキチャナクてすみませぬ。 で、ドラは逗子に帰った。不便なのは、青春18きっぷ1枚で一緒に入ったので別々の駅で降りることが出来ないことだ。 当初、アタシは八高線周りで帰り、拝島で下車して、石川酒造(多満自慢)の雑蔵で一杯のんで帰ろうかと考えていたが、まぁ一人だし、上記の様に別行動が出来ないので諦めて湘南新宿ラインで新宿まで帰り、一旦改札を出てドラが18切符を持って逗子に帰った。アタシはスイカで武蔵小金井に帰宅。 時間も早かったので駅前のIYDで買い物して家で冷蔵庫の日本酒で一餐。 本日の移動 武蔵小金井 06:29発 中央線快速 東京行 23分乗車 18.8km 06:52着 新宿 06:58発 湘南新宿ライン 高崎行 113分乗車 102.1km 08:51着 高崎 09:13発 吾妻線 長野原草津口行 25分乗車 21.1km 09:38着 渋川 09:45発 関越バス 伊香保温泉行 15分乗車 480円 10:00着 伊香保グリーン牧場前 徒歩10分 ハラ・ミュージアム・アーク 1100円 ↑ 13:20発 関越バス 渋川駅行 15分乗車 480円 13:35着 渋川 14:12発 吾妻線 高崎行 27分乗車 21.1km 14:39着 高崎 15:14発 湘南新宿ライン 小田原行 105分乗車 102.1km 16:59着 新宿 17:12発 中央線快速 高尾行 23分乗車 18.8km 小計 284.0km さて、青春18きっぷ、そろそろJRは完乗に近づいたし、盲腸線も僅かだ。 しかし、困窮貧乏貧窮して教会のネズミ(つか 豚)の状況だ。 仕事はない。 困ったタヌキは眼を見りゃ判る、って。亡くなった先輩プロデューサーの口癖。(笑)
by duchampped
| 2015-09-05 22:27
| 各駅的阿房列車
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