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さて8月6日(土)の後半、樽見鉄道で終点樽見まで往復して大垣に9時46分に還ってきた。養老鉄道で、7月26日(火)初日に桑名までは乗車したので本日は残りの揖斐まで行く。こちらも盲腸線なので往って還ってくるしかない。 養老鉄道大垣駅のホームで10:10発の揖斐行を待つ。この駅はスイッチ・バック駅だ。程なく回送列車が入線、これが揖斐行の様だ。 雑多な旧型旧近鉄車両(殆どが標準軌 1435mm)の台車を養老鉄道用に狭軌(1,067mm)にしているがこの610系は近鉄名古屋線1800系・南大阪線6800系の改造・改番した形式。 養老鉄道大垣駅はスイッチ・バックなので列車は左右に別れる。左側が桑名方面、揖斐方面は右側で既に踏切が見えている室駅に停車する。 東赤坂駅で列車交換。 広神戸駅。現在は1面1線の棒状駅だが、左側に、かつて2面2線だった頃のホームの痕跡が残っている。 大垣から24分で終点の揖斐に着く。かつては貨物輸送のために広大な構内と多くの線路があったらしいが、今は単面1線の駅。 駅名標。 夏休みだからか親子連れも乗り鉄している。(彼等もそのまま大垣に引き返した) お約束の終端駅カット。 駅舎出入り口。 この揖斐行にはツアー客がたくさん乗っていた。訊いてみると「ローカル線を巡るツアー」なのだそうだ。以前飯田線で同種のツアーに遭遇して驚いたが、前面展望を狙っているお爺ちゃんに尋ねたら「昨日飯田線に乗ってきたよ」との答え。集団で廻って楽しいのかなぁ。修学旅行を除いて、人生でツアーなるものに参加した経験がないのでアタシには想像出来ない。 ツアーは圧倒的に高齢者が多い。特に男性陣は大きな一眼レフカメラをぶら下げているのですぐにそれと分かる。結局揖斐駅で下車した正規の乗客はほとんど居なかった。駅舎正面。有人駅である。女性陣がトイレに向かっている。 16分後に揖斐を出発。ツアー客等を満載して11:15、大垣に戻った。駅には近鉄ラビットカー時代の塗装を復刻した回送列車が停まっていた。 ここからはJR東海道本線で新所原を目指す。11:26発の豊橋行に乗ったが超空腹なので名古屋駅で途中下車。ホームの「かきつばた」できしめんの昼食を食べた。 天玉きしめん。570円だったかな。名古屋駅ではやっぱりきしめんだね。 12:17、再び東海道本線に乗って13:08に豊橋、13:23発浜松行に乗り継いで新所原には13:32着。JR新所原駅は工事中だった。この駅が東海道本線で静岡県の最も西にあり、最も東にある熱海駅までの営業キロは177.8kmもある。静岡県は東西に広いのだ。 天竜浜名湖鉄道は元々はJRの特定地方交通線二俣線だった。さらに古い計画では掛川から遠江二俣、三河大野を通って岐阜県の恵那に至る「遠美線」として計画されたが軍事的な理由で海側を通る東海道本線のバイパスとして遠江二俣から新所原までが建設された。 「遠美線」の岐阜側が現在も第三セクターの明智鉄道(旧国鉄明智線)として恵那から明智までの山間部を走っている。 こぢんまりした天竜浜名湖鉄道の新所原駅舎。手前の左側は公衆便所。何故か鰻屋が商売をしていて美味しそうな匂いがしていた。まぁ、名古屋で昼食を食べたし、それなりに高価なので匂いだけで我慢。掛川行は14:21発なのでたっぷり時間があるが暑いし駅前には喫茶店もない。 ようやく掛川行が入線してきた。アタシ以外に乗客は女子高生が一人。車両はTH2100形2103(1次車)新潟鐵工所最後のNDCで2次車からは新潟トランシスに社名変更後の製造になる。 14:21になり出発。最初の駅「アスモ前」。アスモって何?、と調べたら自動車部品メーカーの社名だった。実際に通勤に使う人は少ない様で2013年の1日平均乗車人員は20名だ。駅出入り口に扉があってアスモの社員証なしには出入りできないらしい。1987年(昭和62年)開業。 駅名標を見ると「おおもり」が描き足されている。 次の「大森」は確かに新しい感じ・2009年(平成21年)開業だ。 駅名標も新しい。 知波田。1936年(昭和11年)旧国鉄時代の駅。相対式2面2線。ホームがずれて設置されている。 尾奈。1936年(昭和11年)開業。 奥浜名湖。浜名湖は見えない。1988年(昭和63年)開業。 駅名標。1936年(昭和11年)開業。 三ヶ日。駅名からついつい蜜柑を想起してしまう。2面3線の駅だ。列車交換する。 駅名標。 三ヶ日を出ると漸く浜名湖の北側が見える。と言っても、この湖面は120mの猪鼻瀬戸で浜名湖と繋がる猪鼻湖。汽水湖というから浜名湖と同じ水だね。 都筑。二俣線時代は2面2線、駅舎にパン屋が入っているらしい。1938年(昭和13年)開業。 東都筑。東名高速三ヶ日インターに近い。1953年(昭和28年)仮停車場として開業。 東名高速道路の下をくぐると すぐに浜名湖佐久米。線路を挟んだホームの反対側はすぐに浜名湖。だが高速道路が邪魔して浜名湖の湖面はあまり見えない。1938年(昭和13年)開業。 寸座は湖岸の高台にある。1955年(昭和30年)開業。 駅からは斯様に浜名湖が望める。 西気賀。1938年(昭和13年)開業。相対式2面2線。駅舎本屋と待合所が国の登録有形文化財。 気賀。1938年(昭和13年)開業。元は島式ホーム1面2線だった。プラットホームと上屋、駅舎本屋が国の登録有形文化財。 岡地。ホームがカーブしている。1987年(昭和62年)「気賀高校前」として開業。2015年気賀高校閉校に伴い現駅名に改称。 金指駅の手前に1914年(大正3年)に開通し1964年(昭和39年)に廃止された遠州鉄道奥山線の遺構(コンクリート製ガード)をくぐる。 金指。島式ホーム1面2線。1914年(大正3年)開業。上屋とプラットホームが登録有形文化財。 金指で列車交換。 常葉大学前。1988年(昭和63年)「浜松大学前」として開業。2013年(平成25年)浜松大学の名称変更に伴い「常葉大学前」に改称。 都田。1940年(昭和15年)開業。左手に元相対式2面2線だった線路とガードレールの設置された元ホームが残っている。 木の改札口が懐かしい。駅舎の照明が不思議だ。 フルーツパーク。1996年(平成8年)開業。徒歩8分ほどで「はままつフルーツパーク」がある。 フルーツパークから隣の宮口までの間はトンネルがいくつかあってあとは森が広がっている。人の気配があまりない山中なのだが、突然、錆びた階段が現れた。もちろん、この前後に人家はない。謎だ。 宮口。1940年(昭和15年)開業。相対式2面2線。 プラットホームと駅舎が登録有形文化財。 駅舎。巨大な木の前に賽銭箱がある。 岩水寺。周囲に住宅があってホッとする。プラットホームと待合所が登録有形文化財。島式ホーム1面2線だったが今は1線が廃止されている。1940年(昭和15年)開業。 西鹿島。遠州鉄道と接続している。1940年(昭和15年)に二俣線が開業するまでは遠州鉄道遠州二俣だった。二俣線開業で西鹿島と改称。 二俣本町。淋しい雰囲気だが二俣地区の中心にあるそうだ。1956年(昭和31年)開業。 天竜二俣に到着。キハ20系気動車が留まっている。 天竜浜名湖鉄道の本社があるだけあって2面3線の大きな駅だ。本屋、プラットホーム、上屋が登録有形文化財。 駅舎側のレールは使われていない。 列車交換の時間があったので外に出て駅舎正面。 天竜二俣を出発すると天竜浜名湖鉄道の車両基地が見えた。TH3000形(TH3501)が留まっていた。転車台や扇型車庫は近代化産業遺産に認定されている。 上野部。1955年(昭和30年)開業。 豊岡。1940年(昭和15年)開業。単式ホーム1面1線だったが、右側の路盤が新しいのは2002年に敷設され交換可能駅にされたため。それにしても千鳥式ホームが過激にズレている。 敷地。1940年(昭和15年)開業。駅舎に簡易郵便局が併設されているので〒マークが付いている。奥に新東名高速道路が見える。 遠江一宮。唯一駅名に遠江が付く。1940年(昭和15年)開業。 駅舎本屋は国の登録有形文化財。駅舎に人気の手打ち蕎麦屋があると聞いたが分からなかった。 円田。1988年(昭和63年)開業。 これは新しい、2015年に開業した森町病院前。請願駅で駅前駐車場もあるが、総事業費が1億5千万円というから駅を新設するってのにはお金がかかるものなのだ。 遠州森。2面3線。登録有形文化財の古い木造駅舎の手前に新しい蔵の様な建物がある。プラットホームも登録有形文化財。 列車交換で時間が有ったので外に出てみる。駅舎正面。赤い郵便ポストが良い。1935年(昭和10年)開業。 戸綿。1960年(昭和35年)開業。築堤上にある。 原田。1988年(昭和63年)開業。 原谷。8月の旧暦で祝うのか七夕飾りがあった。浴衣の女性。1935年(昭和10年)開業で駅舎本屋は国の登録有形文化財。 細谷。1956年(昭和31年)開業。長閑を絵にした様な絵だ。 細谷から500mの場所に1988年(昭和63年)に作られた「いこいの広場」駅。到着する列車に乗るためにホームに急ぐ人がいた。 桜木。1935年(昭和10年)開業。列車交換だ。 プラットホームと駅舎本屋が登録有形文化財。というか、一瞬「ざしきわらしだ!」と吃驚しただよ。 西掛川。1954年(昭和29年)開業。築堤上にある。何故か駅の周囲に樹が多い。 掛川市役所前。隣の西掛川から500mの場所に1996年(平成8年)に新設された。その年に掛川市役所が移転してきたのだ。 新所原を出発して2時間。漸く東海道本線、東海道新幹線に沿って掛川に向かう。 東海道本線と繋がっている。甲種輸送の他、線路検査の際に天竜浜名湖鉄道にはないJR東海の検測車両(軌道試験車)の入線にも使われる。 出自が旧国鉄の二俣線という事を示すかのようにJR東海道本線のホームを供用していた痕跡の残る天竜浜名湖鉄道掛川駅。 ずいぶん細いホームだ。新所原から129分。16:30に到着。 さて、ここからは単純に帰路である。東海道本線16:35発熱海行に乗る為に急いでJRのホームにいくと凄い人の列。どうやら沿線で花火大会があるらしい。 2時間以上乗って18:43に熱海。途中の車窓、海側に花火が見えた。18:53の黒磯行に乗り換えて20:05、戸塚で降りる。10:13の湘南新宿ライン快速に乗り換えて20::53に新宿。中央線快速で武蔵小金井に21時過ぎに還ってきた。楽しかったけど疲れた。(笑) 本日の移動 大垣〜樽見〜大垣 69.0km 138分 大垣〜揖斐〜大垣 29.0km 48分 大垣〜新所原 127.6km 135分 新所原〜掛川 67.7km 130分 掛川〜熱海 124.7km 128分 熱海〜戸塚 63.7km 72分 戸塚〜新宿 44.7km 40分 新宿〜武蔵小金井 18.8km 28分 小計 545.2km 719分(11時間59分) 今回の青春18きっぷ旅 移動距離は ・7/25(月) ムーンライトながら 439.1km 6時間41分乗車 ・7/26(火) 養老鉄道、三岐鉄道、四日市あすなろう鉄道、241.5km 6時間11分 ・7/27(水) 名松線、伊賀鉄道、信楽高原鉄道、近江鉄道、245.8km 6時間49分 ・7/28(木) 若桜鉄道、水島臨海鉄道、515.1km 7時間47分 ・7/29(金) 井原鉄道、錦川鉄道、424.1km 9時間2分 ・7/30(土) 甘木鉄道、松浦鉄道、 239.2km 4時間49分 ・7/31(日) 松浦鉄道、島原鉄道、268.0km 6時間10分 ※フェリーは含まない ・8/1(月) 吉備線、肥薩おれんじ鉄道、 420.3km 8時間53分 ・8/2(火) 香椎線、筑豊本線、 349.1km 7時間33分 ・8/3(水) 大分から佐伯のみ 64.9km 1時間14分 ※フェリーは含まない ・8/4(木) 土佐くろしお鉄道、南海加太線、 385.4km 6時間7分 ※フェリーは含まない ・8/5(金) 南海高野線、和歌山線、307.7km 5時間45分 ※ケーブルカーは含まない ・8/6(土) 養老鉄道、天竜浜名湖鉄道、東海道本線、 545.2km 11時間59分 総計 4、445.4km 89時間10分乗車 だいたい時速50km/h程度で移動したことになる。 8/3(水)は休憩したのでそれを除くと 1日平均365kmを7時間半くらいかけて移動したことになる。 ハッキリ言って、今後はこの様なきついスケジュールで鉄旅はしない。 もちろん、タダ列車に揺られているダケでも草臥れるだろうが、実際は、初めての路線や好みの路線では運転席の横辺りに立って、揺れる中、足を踏ん張り、望遠カメラで前方を撮影し続けているのだ。 この作業は流石に還暦ともなると辛い。好きでやっているけど肉体が付いてこない。 だからこれからは、もう少しスカスカのスケジュールを組んで鉄道に揺られる予定だ。 再会!
by duchampped
| 2016-08-06 23:22
| 各駅的阿房列車
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