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たぶんある種の病気だと思う。 芸備線の布原に行きたくなってしまった。 しかし、青春18きっぷの時期とは言え、些か遠い。 そこで一計を案じて12/20(火)に茨木で開かれるJR西日本新駅発表記者会見取材に託けて行くことにした。 日曜の朝早く、5:28の中央線で東京駅に行く。6:16の「のぞみ5号博多行」に乗って岡山を目指す。 天気晴朗。久しぶりの富士山。 新幹線に喫煙車がなくなってからどのくらい経つのだろうか。小さな喫煙ボックスがあるダケましだ。 9:50 岡山に着き、津山線津山行に乗り換える。在来線ホームに行く。 一瞬アタマが混乱した。 しかし、ここは岡山駅なのでJR四国の8000系電車がいてもおかしくはないのである。 その横にアタシが乗る津山線津山行のキハ47ー64。 後方に行く。キハ47ー1022との2両編成。しかしJR四国の8000系電車はハデだ。 ホームの反対側、塗装の綺麗なキハ47ー1094、2両編成、吉備線の総社行だ。 津山行は10:22に出発。模試でもあるのか、車内は高校生でいっぱいだった。 前面展望は逆光の上に、キハ40系ではお馴染みだがセンターのガラスが激汚くて撮影不可。仕方が無いから駅名標など撮る。順光なら少々の汚れでも撮影可能なのだが。 まずは法界院駅。不思議な駅名だが、法界院という真言宗の寺院が近く(と言っても1.2km離れている)にあるかららしい。岡山大学があるためか高校生が一斉に降りた。 備前原駅。1944年(昭和19年)に国鉄になる前(中国鉄道時代)は原駅だった。 玉柏駅。良い感じの古い木造駅舎があるらしいので下車したい駅の一つだ。 津山線は備前原駅くらいから旭川に沿っている。北上した旭川は玉柏駅辺りで左に大きく蛇行し、180度向きを変えると今度は大きく右に蛇行した後また北上する。これは右に蛇行する部分。 牧山駅。背後は崖。旭川は見えないがすぐ東側を流れている。 野々口駅。 駅舎と駅前広場。殷賑とは言い難い。 金川駅。明治時代に建てられた古い木造駅舎があったが岡山国体などという忌まわしい土建屋祭の際に新しい駅舎にされてしまった。 せめてホームに残る待合室を撮る。 建部駅の無闇に長く単調なホーム。 明治33年(1900年)の開業以来の木造駅舎が国の登録有形文化財。 福渡駅。貨物線の跡なのか?単式ホームの裏側に入って行く。ホーム跡もある。 何とも御目出度い駅名は駅所在地名。 島式ホーム1面2線もあり岡山行と列車交換。島式ホームの向こうには貨物ヤードのような空き地が広がる。 福渡を過ぎると津山線は旭川から離れ、支流の誕生寺川に沿って蛇行してゆく。 神目。ここの木造駅舎も良い。 かつての相対式ホームの跡がそのまま残っている。 弓削駅で既視感に襲われる。跨線橋の有無を除けば周囲の景色まで建部駅と驚くほど似ている。 こちらの木造駅舎も良い雰囲気だ。車両の塗色が反射して駅名標が赤くなっている。 庇が大きいので雨に濡れずにすむ。 誕生寺駅。凄い駅名だと思ったら、法然上人誕生の地に建立された”誕生寺”という浄土宗の寺院が駅の北西にある。 駅の北に誕生寺池があって誕生寺川はここから流れ出している。 小原駅。単式ホームだけの駅、駅舎はなく小さな待合室がホームにある。 駅名標。 また奇妙な駅名。亀甲駅。ホームは相対式2面2線。 駅の近くに亀の甲羅の様な岩があることから名付けられた様だ。亀の形を模したユニークな駅舎があるらしいのだが、降りて撮る時間はなかった。 岡山行と列車交換。通勤の人がいる。 佐良山駅。所在地名ではない。車両の色が写って駅名標が赤っぽい。 単式1面1線の駅。駅舎はなく待合室がある。 津山口駅。1面1線の駅。待合室の横がそのまま出入り口。 1898年(明治31年)に中国鉄道として開業した時はターミナル駅だったので2面3線の大きな駅だった。その遺構が今も残っている。しかしフェンスで仕切られているからJR西日本はその部分を売ってしまったのだろう。このホーム跡が見られるのも時間の問題かもしれない。 津山口を出ると北から姫新線が合流して津山に向かう。 11:55、津山に到着。 姫新線の新見行まで時間がある。昔は必ずあった駅前食堂を探したが無い。仕方無く駅舎にあるセブンイレブンで弁当を買って食べた。 駅から出て一服。津山駅には何度も来ているが駅から出たのは初めてかもしれない。 駅前広場のリニューアル工事が行われていた。 構内に戻って、転車台と扇形車庫を撮る。痛恨事は時間があったのに「津山まなびの鉄道館」に寄らなかったことだ。簡単に行ける場所ではないのだから。 駐めてある車両が邪魔で転車台は見えない。 このキハ47ー1036は”みまさかノスタルジー”使用車両だね。 不思議な光景を見た。2本の列車が列んで津山を出て行ったのだが、右は姫新線の線路。行き先が岡山というのが謎だ。キハ47の2両編成はテールランプが消えているので中国勝山まで回送運転だろう。中国勝山始発の津山方面が16:08にあるのでその為の車両かもしれない。左のテールランプが点いているのは12:27発の津山線岡山行だ。 右のキハ47は岡山行の案内を出して、何処に向かうのか?(笑) 閑話休題。構内にはキハ47がいっぱいいる。 ここでキハ40系のお復習い。 ■キハ40 492両製造 100番台 北海道向け酷寒仕様 製造は150両(101ー250) 500番台 東北向け寒地仕様 製造は94両(501ー594) 2000番台 一般仕様 148両製造(2001ー2148) ■キハ47 片運転台 両開き扉 370両 0番台 一般仕様 トイレ付 193両(1-193) 1000番台 一般仕様 トイレ無 134両(1001ー1134) 500番台 新潟向け寒地仕様 トイレ付 22両(501-522)※四国・九州に転じた車両もある 1500番台 同 トイレ無 21両(1501-1521)※同上 ■キハ48 キハ40の片運転台 126両 0番台 一般仕様 デッキ仕切り付 トイレ付 6両(1-6) 1000番台 同 トイレ無 4両(1001ー1004) 300番台 酷寒仕様 トイレ付 4両(301ー304)※301ー303はミャンマーに譲渡され廃区分 1300番台 同 トイレ無 3両(1301ー1303)※304と同時に1988年にキハ480に改造され1300番台は廃区分 500番台 寒地仕様 トイレ付 59両(501-559) 1500番台 同 トイレ無 50両(1501-1550) JR東海は、お金持ちなのでキハ40系を全て処分して1台も保有していない。一旦廃止したら二度と復活できない貴重な在来線が危機に瀕しているJR北海道を、リニア等というほとんど無駄なことに膨大なお金をかけるのなら、助けてあげてほしい、と個人的には思う。 12:46発の姫新線新見行が入線してきた。キハ120ー330の単機。 津山駅を出て程なく津山線は岡山に向かって左に分かれて行く。 院庄駅。かつては2面2線の駅だったので左手に空き地がある。 美作千代(みまさかせんだい)駅。ここもかつては相対式2面2線だった。しかし、何とも長閑な雰囲気が素晴らしい。 木造駅舎、大正12年(1923年)開業時のものだろうか。すごおく良いねぇ。 坪井駅。交換可能な相対式2面2線の駅。 こんな待合室でぼんやり列車を待つのも贅沢な時間だ。(地元の人は怒るかもしれないけれど) 左手前に向かって引き込み線がある。 この運転士さんとすっかり仲良くなって、話が弾んだ。速度制限区間の話など面白い話をいっぱい教えて貰った。 斜め逆光の悪夢。前面展望のガラスに入る光が悪さをする様だ。美作追分駅。駅舎手前の塔は「キリタローの館」に付属するもの。 手前が木造駅舎。 追分の次は落合。美作落合駅。元は左手のホームが島式で2面3線の駅だった。 2005年(平成17年)に新築された駅舎。中国電力”中国グリーン電力基金”からの助成金で太陽光発電パネルが設置されている。 古見駅。順光で前面展望が撮りやすい。 久世駅。相対式2面2線の列車交換可能な駅。 古い木造駅舎、駅舎と一体化した木製ベンチが良いなぁ。 津山方面のホームにも良い感じに古びた待合室がある。 この時点で津山から40分乗車、13:26だ。 写真が60枚を越えたので一旦ここで切って、続きは次回にする。 次回は憧れの布原駅に行ってたっぷり写真を撮っているのでお楽しみに。 再会!
by duchampped
| 2016-12-18 14:00
| 各駅的阿房列車
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