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そもそも、良心なんて言葉自体が明治維新後の外来語を翻訳したものじゃないの?
つまりキリスト教を中心にした一神教(自分たちだけが排他的に正しいと考える集団)の主張する正義※における神との関係を言ふ言葉なのじゃないかな。著者は「愛情(他者を前提にする)における関係維持の欲望」だと言っているようですが。 ※異教徒、邪教徒は人間ではないから殺してやる方が彼らのためだ。マジ、この理由で南アメリカのインディオ数千万人はスペインのカトリック教徒に遊技的に狩られ殺された。これが「良心」の為す仕業なのだよ。(笑) そこで、この著書での“良心を欠いた状態”、つまり 「自分以外の人間、動物などの痛みや被害、死に対し根本的に無関心な状態」 「愛情に基づく関係(=他者)が存在しないため、周囲に対し、損得や支配などの関係しか構築出来ないメンタリティー」 のこと。 これが精神障害なのかは分明ではない。 いずれにしても(西洋先進国の)人口の4%、25人に1人がこういう理解出来ない心の動きを持った人たちなのだと言ふ。 この本の著者はソレを「精神病質/サイコパス psychopath」と呼ばずに「社会病質/ソシオパス sociopath」と呼んでいる。 アメリカ精神医学学会の分類マニュアルからはその両方の言葉が削られ「反社会性人格障害(APD)」という名称に統一されているそうだ。 「良心が無い」はそのまま「without conscience」。 特に198ページ以降の「良心のない人々に対処する13のルール」が興味深い。要約すると。 1/世の中には「良心のない人」が確実に存在するという事実を受け入れる。 2/相手の社会的オーラ(肩書き)の崇高さに騙されない。自分の直感を重んじる方が正しい。 3/新しい関係の始まった相手が「嘘」「約束を守らない」「責任逃れをする」という行為を3回続けるようであれば、さっさとその関係を解消すべき。 4/「2」の反復に近いけれど、あらゆる権威は疑ってかかる。 5/調子のいい言葉を疑う。 6/多くの場合「尊敬の念」は「相手に対する恐怖」の言い換えである。尊敬なのか恐怖なのか、自分で考えてみる。 7/サイコパス(良心のない人)にとって他人との関係は全てゲームに過ぎない。ミイラ取りにならないように注意する。 8/サイコパスから身を守る最良の方法は、相手から逃げることしかない。 9/サイコパスは「泣き落としで同情をかう」のが得意、他人に安易に同情してはならない。 10/サイコパスは不治。しかも全く救済を必要としていない。近づけばあなたが利用されて捨てられるだけだ。 11/サイコパスはあらゆる手段で正体を隠そうとする。その為には性的金銭的その他、ありとあらゆる誘惑を駆使してあなたの良心を麻痺させあなたを利用しようとする。 12/自分の心を守ること。 13/しあわせに生きること。※ ※それが最高の報復になる。 ・・・・・。 冒頭に戻れば、 むしろ良心とは何なのか? 良心の機能とは何か? 排他的正義を独占しない多神教の我々日本人にとって、正義とは何か? 仮に人類にのみ存在するのであれば、言語(自他関係の分節)との関係は? etc etc 本文の中にも進化論、自然淘汰との連関で語られている部分があって、ここで詳説できないけれど、「そのパラダイムの中で語る」行為自体がパラダイムの価値を支持しているんだってコトですよ。 何れにしても、分かり易い文章で書かれ(翻訳され)ていて、内容を理解するために余計な労力は不要な本です。 まあ、読んで由無しコトを「考える契機」とはなります。 日本人にも「他人が存在しない」人たちが増えている様に思いますが・・・? まぁ いいか
by duchampped
| 2006-07-27 21:41
| 逍遙的読書
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